【函館競輪・G3・五稜郭杯争奪戦】東口善朋が完全優勝に王手「出来過ぎ」

＜函館競輪場：五稜郭杯争奪戦＞◇G3◇12R◇15日◇S級準決勝

東口善朋（和歌山）が差し切り、3連勝で決勝進出を決めた。

S級S班の新田祐大（福島）と2連勝中の大森慶一（北海道）に人気が集まった最後の準決勝。打鐘前で中西大（和歌山）が踏み出すも、すかさず新田も発進して先頭へ。最終2コーナーで東口が北日本勢の3番手を奪うと、最後の直線で差し切った。

ライン違いの決着となったことで、2車単は6番人気の3−5、1700円。3連単は22番人気の3−5−9、6880円とやや高めの配当に。

▶動画：東口善朋が差し切り完全優勝に王手がかかった12R

3連勝で決勝に進んだ東口は、「（連携した中西大が）前々に攻めてくれたおかげで、僕もこうして1着を取ることができました。新田（祐大）君の巻き返しが早くてパニックになったが、センターぐらいから巻き返せたと思う」とレースを振り返った。

また、「連日脚の調子も良いので、思い切って踏みこもうと思った結果が良かった。（好調の要因はG1）ダービー組は疲れていると思うのですが、僕は（内側追い抜きによる失格で）途中で帰ったので、元気があり余っている（笑）。（3連勝は）出来過ぎですが、明日もここ（勝利者インタビュー）に立てるように頑張ります」と意気込みを語った。