競輪ニュース
【佐世保競輪G3・九十九島賞争奪戦】GP覇者・和田健太郎が差し切り、今年初V
<佐世保競輪場:九十九島賞争奪戦>◇G3◇12R S級決勝◇26日
和田健太郎(千葉)が差し切り、今年初Vで21年を締めくくった。
大本命不在でオッズが割れた決勝戦。打鐘前、深谷知広(静岡)が踏み出して南関勢が主導権を握ると、一本棒の状態でレースが進む。最終2コーナーで竹内翼(広島)が発進するも、和田の牽制で失速。最終4コーナーで鈴木裕(千葉)が番手捲りに切り替えると、和田が間隙を突き、差し切った。
人気を落としていた和田の勝利で2車単は30番人気の1-2、8780円。3連単は121番人気の1-2-9、3万6240円と万車券決着に。
記念Vで21年を締めくくった和田は、「(昨年のKEIRIN)グランプリより狭いコースでしたが、何とか入れました。こういう展開になったら、(連携した深谷知広が)すかさず叩くと言っていたので。深谷君は後ろの選手のことを考えてくれる。自分が勝とうと思えばもっと遅い仕掛けでもいいのに、それでもラインで決めるという戦法を取ってくれる。深谷君があれだけ行ってくれて、鈴木裕もあれだけ踏んでくれたので、(優勝は)2人のおかげ。せっかくチャンスを頂いたので、(ラインを組んだ鈴木と)どちらかが優勝できればと思った」と連携した後輩に感謝した。
来年の抱負を聞かれ、「今日みたいに優勝できたり、最低でも調子を維持したい。今年はお客さんの車券に貢献できなかったので、来年は(車券に)貢献したい。最後に優勝できて良かった。来年も(お客の車券に)貢献できるように頑張るので、引き続き車券を買ってください」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
記事をシェアしよう