競輪ニュース
【名古屋競輪・G2・共同通信社杯】郡司浩平が逃げ切り優勝「気持ち入れて走った」
<名古屋競輪場:共同通信社杯>◇G2◇12R◇19日◇S級決勝
郡司浩平(神奈川)が逃げ切り、優勝を飾った。
S級S班が4人揃ったことでオッズが割れた決勝戦。打鐘とともに郡司が踏み出し主導権を握る。最終周回で松浦が発進するも、和田真久留(神奈川)に抵抗され捲りきれず。その際に和田が落車。それに巻き込まれて平原康多(埼玉)や佐藤慎太郎(福島)が次々落車してしまうアクシデントが。後続のアクシデントを尻目に、郡司が押し切った。
2車単は32番人気の3−8、1万1960円。3連単は293番人気の3−8−9、14万9100円とビッグな配当に。
逃げ切った郡司は、「こうやってグレードレースの決勝で神奈川(勢)が3人乗るのはなかなかないので、自分も気持ちを入れて走りました。無我夢中で打鐘過ぎから誰も出させないつもりで、しっかり走ったのでその結果。(最終)ホーム(ストレッチ)で(後ろから)来ていないのが確認できたので、バッグ(ストレッチ)で捲られないよう踏み上げていった。あとはどれだけ(脚が)持つかだけでした」とレースを振り返った。
連携した和田が落車してしまったが、「正直何が起こったか分からなかった。優勝が確認できたので嬉しい気持ちと、ラインの(和田)真久留が転んでいたので複雑な気持ちでした。常に優勝を目指して頑張っているので、次の(G1)寛仁親王牌に向けて頑張るだけ。G1やG2で何度か優勝しているが、自力を出して優勝はなかなかなかったので、結果がついてきてくれたのは嬉しい。また次もレースを頑張るので応援お願いします」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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