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【奈良競輪・G3・春日賞争覇戦】松浦悠士が差して今年初優勝「ラインの力で勝てた」
<奈良競輪場:春日賞争覇戦>◇G3◇12R S級決勝◇13日
松浦悠士(広島)が差し切り、今年初優勝を飾った。
3連勝中の脇本雄太(福井)とグランプリ覇者の古性優作(大阪)の近畿勢に人気が集まった決勝戦。前受けとなった石原颯(香川)が主導権を握り、レースをリード。人気の脇本は後方に置かれたこともあり、仕掛けることが出来ず。最終バックストレッチで宮本隼輔(山口)が番手捲りに出ると、最後の直線で松浦が差し切った。
人気の近畿勢が破れたことで、2車単は9番人気の7−4、1790円。3連単は44番人気の7−4−2、9190円とやや高めの配当に。
優勝を飾った松浦は、「ラインの力で脇本(雄太)さんを倒すことができて嬉しい。スタートは柏野(智典)さんに任せていた。(作戦は)スタートが取れたところからという感じでした。関東(勢)が後ろになったのはスタートの位置で分かったので、(連携した)石原(颯)君がしっかり落ち着いて行ってくれればと思った。確認は出来なかったが、吉田(拓矢)君が脇本さんに蓋をして引いたのかなと。(吉田が)外に見えていたので、2周半以降はソワソワしていた」とレースを振り返った。
石原が早い仕掛けをしたが、「掛かりも良く、これはさすがに(他のラインも攻めて)来られないだろうと思った。後は宮本(隼輔)君が良いタイミングで仕掛けてくれた。(今開催初めての勝利者インタビューなので)やっとここに来られて嬉しい。今年に入ってから勝てると思った仕掛けでも勝てなくて、自分の(脚の)状態とかに自信が持てなかった。でもラインの力で勝たせてもらって嬉しい。今年1年間しっかり頑張ります」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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