【松阪競輪場・G3・蒲生氏郷杯王座競輪】郡司浩平が初日特選を制す「相性は良い」

<松阪競輪場: 蒲生氏郷杯王座競輪>◇G3◇12R◇23日◇S級初日特選

郡司浩平（神奈川）が差し切り、初日特選を制した。

グランプリ覇者の古性優作（大阪）と南関勢の2番手を固める郡司に期待が集まった初日の目玉レース。打鐘とともに深谷知広（静岡）が踏み出し、主導権を握る。最終2コーナーで古性が発進するも、郡司のけん制で捲り切れず。最後の直線、番手から踏み出した郡司が差し切った。

南関勢がワンツーを決めたことで、2車単は4番人気の2-5、800円。3連単は4番人気の2-5-1、1970円と人気決着に。

▶動画:郡司浩平が差して初日特選を制した12R

人気に応えた郡司は、「（レースの組み立ては）深谷（知広）さんに任せた。必ず行ってくれるので、後は自分の対応力で。信頼してまずは（深谷に）ついていくことに集中した。（最終2コーナーで）古性（優作）君が見えたが、そこを止められれば何とか（ラインで）決められるかなと思った。僕も焦って踏んじゃった分、最後は（深谷を）残せなかった」とレース内容を反省。

また、「自分から（車券が）売れていたので、しっかり1着取ることに専念した。あと3日間あるので気を抜かずに。（松阪バンクは）走りやすいし、相性も良い。明日以降も頑張ります」と意気込みを語った。