競輪ニュース
【平塚競輪・G1・日本選手権競輪】山口拳矢がG1初制覇「父に追いつけるように」
<平塚競輪場:日本選手権競輪>◇G1◇11R◇7日◇S級決勝賞
山口拳矢(岐阜)が差し切り、G1初決勝で初制覇を決めた。
昨年の覇者・脇本雄太(福井)に期待が集まった決勝戦。早い仕掛けで犬伏湧也(徳島)が主導権を握り、レースをリード。最終バックストレッチで新山響平(青森)が踏み出すも、山口にけん制されてしまい失速。それを見て清水裕友(山口)も番手捲りに切り替え。最後の直線、大外から単騎の山口が差し切った。
2車単は17番人気の4−3、4640円。3連単は69番人気の4−3−2、2万640円と万車券決着に。
初決勝進出ながらG1初制覇を飾った山口は、「ちょっと信じられない気持ちのほうが大きいです。せっかく掴んだG1の決勝だったので、何とか爪痕を残そうと思いました。差したかなと思ったが、勘違いでガッツポーズも恥ずかしいのでモニターを見て自分が抜かれていたのを見て(優勝を)確信しました」とレースを振り返った。
また、「(優勝は)信じられない気持ちのほうが大きい。(初決勝で初制覇は)持っていますね(笑)。初日から後ろを固めてくださった中部の先輩、前を走ってくれた中部の後輩、今日も悪天候の中で応援をしてくれたみなさまのおかげでG1を獲ることができました。(KEIRIN)グランプリもありますので、父(山口幸二元選手)に追いつけるように頑張ります」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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