【平塚競輪・G1・オールスター競輪】古性優作が2度目のオールスター制覇

＜平塚競輪場：オールスター競輪＞◇G1◇11R◇18日◇S級決勝

古性優作（大阪）が差し切り、2度目のオールスター制覇を飾った。

昨年の覇者・眞杉匠（栃木）とファン投票1位の古性が人気を二分した決勝戦。赤板周回で新山響平（青森）が踏み出し主導権を握ると、1本棒の状態でレースが進む。最終3コーナーで窓場千加頼（京都）が発進すると、そのスピードに乗った古性が差し切った。

2車単は9番人気の2-7、2340円。3連単は112番人気の2-7-9、2万7700円と万車券決着に。

▶動画：古性優作が差して2度目のオールスター制覇を決めた11R

ファンの期待に応えた古性は、「（連携した窓場）千加頼とワンツー決められて良かったです。作戦はまったくなかったので、千加頼どうするのかなと思って見ていた。本当、（窓場が）すごい加速していったので、これは（北日本勢を）乗り越えるなと。（佐藤）慎太郎さんのブロックも凄かったで、そこから外に踏んだ。お客さんの声援が凄くてここで優勝できたら気持ち良いだろうなと思ったので、優勝できて本当に嬉しい」とレースを振り返った。

また、「競輪学校の時から（同期の）千加頼が強すぎて、追い越したいなと頑張ってきた。その千加頼とワンツー決められたことが嬉しい。（窓場は）競輪学校で見た時がいちばん強かったので、その千加頼に戻ってきた。今年は不甲斐ないレースばかりでG1の決勝戦で結果を残せなくて、結果を出せて嬉しい。これからも応援してもらえるように頑張ります」とメッセージを送った。