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【向日町競輪・G3・開設72周年記念 平安賞】脇本雄太が捲って2連勝で予選突破

<向日町競輪場:開設72周年記念 平安賞>◇G3◇12R◇25日◇S級二次予選

脇本雄太(福井)が捲り切り、2連勝で予選突破を決めた。

初日特選を制した脇本に人気が集まった最後の予選競走。打鐘前、内山雅貴(静岡)が発進するも前受けの掛水泰範(高知)が抵抗し、もつれる形に。最終2コーナーで人気の脇本が踏み出すと、一気に叩いて先頭へ。ラインが千切れてしまうも、そのまま押し切った。

2車単は2番人気の1−2、390円。3連単は5番人気の1−2−9、1790円と本命決着に。

▶動画:脇本雄太が捲って2連勝で予選突破を決めた12R

人気に応えた脇本は、「打鐘の時に行かないといけなかったが身体が固まってしまい情けないレースをしてしまった。(脚の仕上がりは)多少は良くなっているが、満足できる仕上がりではない。現状維持が精一杯という感じ。けん制されるとは思っていたし、レースの流れは見えていたが、なかなか身体が動いてくれない」とレースを振り返った。また、「僕自身リスクの取れるレースが今出来ていないので、今節は厳しいと思う。次のG1までにはしっかり仕上げたい。ラインでは決められていないので、しっかり今後の課題にしたい」と反省した。小倉竜二が脇本のアドバイスで調子が上向いたと語っていたが、「(他支部の選手も)真剣に僕のところに聞きに来てくれるし、それで競輪界がしっかり盛り上がればいいなと思っている。僕自身にとっても有意義な話も出来るし、お互いメリットがあると思う。明日も精一杯頑張ります」とメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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