【玉野競輪・G3・瀬戸の王子杯争奪戦】稲川翔が差して初日特選を制す

＜玉野競輪場：瀬戸の王子杯争奪戦＞◇G3◇12R◇26日◇S級初日特選

稲川翔（大阪）が差し切り、初日特選を制した。

新田祐大（福島）と松浦悠士（広島）が人気を二分した初日の目玉レース。前受けとなった山崎賢人（長崎）が主導権を握ると、1本棒でレースが進む。最終2コーナーから三谷竜生（奈良）が捲りに出ると、一気に叩いて先頭へ。ゴール直前、三谷のスピードに乗った稲川が差し切った。

2車単は19番人気の7-2、4220円。3連単は37番人気の7-2-3、1万3330円と万車券決着に。

▶動画：稲川翔が差して初日特選を制した12R

白星発進を決めた稲川は、「（連携した三谷）竜生がすごく自信満々で頼もしかった。僕はついていっただけ。最後踏んだだけなので、自分のやることをしっかりしようと思った。（ラインで）ワンツーが決まって良かった。（三谷は）踏み出しも自信持って行っていたので、僕が（他の選手に）絡まれないようにだけ気をつけた」とレースを振り返った。

脚の仕上がりを聞かれ、「良いってことにしといてください（笑）。と松浦（悠士）君も新田（祐大）君も見えたが、僕が失敗すると内もすくわれるので難しかった。でも（三谷）竜生が進んでいたので、結果何もしなくて良かった。初日はみなさんの応援のおかげで1着が取れました。明日からもしっかり気を引き締めて頑張ります」と意気込みを語った。