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【富山競輪G3・瑞峰立山賞争奪戦】稲垣裕之が富山記念2連覇「余裕はなかった」
<富山競輪場:瑞峰立山賞争奪戦>◇G3◇12R S級決勝◇26日
稲垣裕之(京都)が捲り切り、富山記念2連覇を決めた。
竹内雄作(岐阜)に人気が集まった決勝戦。前受けとなった藤井侑吾(愛知)が主導権を握り、レースをリード。最終周回で稲垣が中団から発進すると、一気に叩き切り先頭へ。
最終4コーナー、柿澤大貴(長野)にブロックされた際に堀内俊介(長野)が転倒。それに巻き込まれて小原太樹(神奈川)と阿部力也(宮城)が続けて落車してしまうアクシデントが。そんな中、番手から迫る三谷将太(奈良)を振り切り、稲垣が優勝を飾った。
人気の竹内が着外に敗れたことで、2車単は5番人気の3₋9、1450円。3連単は41番人気の3-9-6、1万3990円と万車券決着にここに。
優勝を飾った稲垣は、「(連覇は)信じられない気持ちです。久しぶりに捲りが出て、自分でも自信になりました。前々にいかないと勝負にならないと思ったので、早めの仕掛けを試みました。(踏み出してからは)余裕は全然なかった。(連携した)三谷(将太)君が3番手を気にして(内を)締めてくれたおかげで、(ライン)2人で決められた。どの場、どのレースでも同じ気持ちで走れれば。(去年は番手から優勝したが)どんな位置からでもしっかり結果を出したい。(年齢的に)なかなか調子を整えるのが難しくなってきたが、しっかり全力を出しきるレースが出来るよう頑張ります」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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