【西武園競輪・G1・オールスター競輪】眞杉匠が捲ってG1初制覇「夢のよう」

＜西武園競輪場：オールスター競輪〉◇G1◇11R◇20日◇S級決勝

眞杉匠 （栃木 ）が捲り切り、G1初優勝を決めた

4車ラインで挑む眞杉と地元のエース平原康多（埼玉 ） の関東勢に人気が集まった決勝戦。前受けとなった吉田拓矢（茨城 ）が主導権を握り、レースをリード。最終2コーナーで眞杉が番手捲りに切り替え。清水裕友（山口 ）も踏み出すも、平原の好ブロックもあり、眞杉が押し切った。

2車単は2番人気の9−5、1010円。3連単は12番人気の9−5 −6、5880円という結果に。

▶動画：眞杉匠 が捲ってG1初制覇を決めた11R

G1初制覇を決めた眞杉は、「正直実感が湧かない。歓声が力になりました。（連携した吉田）拓矢さんがすごく掛かっていたので、後ろを見る余裕はなかった。ホームで来ていないのが分かったので、できるだけ引張ってと。先に清水（裕友）さんが見えたが、全部拓矢さんがやってくれた。余裕はなかった」とレースを振り返った。

優勝の実感を聞かれ、「夢のようでした。いつも準決勝でつまづいていたので……。ラインのおかげでしかない。拓矢さんが失格になってしまったので、これからは貢献できるように頑張りたい」と仲間に感謝。

また、「グランプリに向けてしっかり仕上げたい。次は立川記念なので、ラインに貢献できるように頑張りたい」とメッセージを送った。