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【小倉競輪G1・朝日新聞社杯競輪祭】吉田拓矢がG1初制覇「夢なんじゃないか」

<小倉競輪場:朝日新聞社杯競輪祭>◇G1◇12R S級決勝◇23日

吉田拓矢(茨城)が差し切り、G1タイトルを手にした。

打鐘とともに新山響平(青森)が仕掛けて主導権を握る。最終2コーナーで松浦悠士(広島)が発進するも、古性優作(大阪)ともがき合う展開に。最終バックストレッチで吉田が踏み出すと、一気に突き抜けてビッグタイトルホルダーの仲間入りを果たした。

2車単は44番人気の7−5、6700円。3連単は284番人気の5万5370円とビッグな配当に。

▶動画:吉田拓矢が差してG1初制覇を決めた12R

KEIRINグランプリ出場権を獲得した吉田は、「決勝まで勝ち上がれたのも、後ろについてくれた先輩だったりいろんな方のおかげ。まずは家族に(優勝を)伝えたい。初手は車番的にもキツいので古性(優作)さんの後ろから動向を伺おうと。途中、松浦(悠士)さんに入られたりして反省点はあったが、最後脚を溜めて踏み込めた。新山(響平)さんの掛かりが良かったが、何とか届きました」とレースを振り返った。

今シリーズはさまざまな戦法で結果を出してきたが、「バリエーションも増えてきて、思い通りのレースが出来ない時期もあったが、最後こうして優勝で終わることができて良かった。平原(康多)さんに準決勝で残してもらって、“お前が残ってくれて良かった”と言ってもらえた時に優勝するしかないと思った。今でも(KEIRINグランプリ出場は)信じられないが、30日に向けて仕上げて関東(ライン)で優勝者を出せたら。まだ夢なんじゃないかなと。みなさんのおかげで優勝することができました」と感謝の言葉を述べた。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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