競輪ニュース
【福井競輪・G3・不死鳥杯】菅田壱道が捲り切り復帰戦で見事優勝「悔しい想いした」
<福井競輪場:不死鳥杯>◇G3◇12R S級決勝◇10日
菅田壱道(宮城)が捲り切り、復帰戦で優勝を飾った。
S級S班の古性優作(大阪)に期待が集まった決勝戦。早い仕掛けで坂本周作(青森)が先頭に立ち主導権を握ると、一本棒の状態でレースが進む。最終バックストレッチで人気の古性が発進すると、菅田も番手捲りに切り替え。迫る古性を振り切り押し切った。
2車単は8番人気の5−1、2260円。3連単は50番人気の5−1−4、1万6180円と万車券決着に。
約4か月ぶりの復帰戦ながら優勝を飾った菅田は、「4か月間悔しい想いをしていたが、ここで結果が出て良かった。(連携した坂本周作は)頼もしいレースをしてくれて、落ち着いて掛けてくれた。古性(優作)君が見えた瞬間に横を見ていたら間に合わないと思い、踏ませてもらった。ガムシャラで気持ちを込めて一滴も残さず踏み込んだ。横に誰がいたか分からなかったが、1着で駆け抜けられて嬉しかった」とレースを振り返った。
2月に行われたG1全日本選抜競輪での誘導員早期追い抜きにより失格に。欠場を余儀なくされたが、「自分の凡ミスでとんでもない失格をしてしまった。反省をして4か月間みっちり練習をしてきた甲斐があった。出走本数も足りないので(G2)サマーナイト(フェスティバル)が今年最後のビッグ(レース)になります。これから一戦一戦頑張りますので、応援お願いします」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
記事をシェアしよう