競輪ニュース
【いわき平競輪G1・オールスター競輪】脇本雄太が捲って決勝へ「レース内容は0点」
<いわき平競輪場:オールスター競輪>◇G1◇11R S級準決勝◇14日
脇本雄太(福井)が捲り切り、決勝進出を決めた。
東京五輪代表の脇本と、ファン投票1位の平原康多(埼玉)が人気を二分した最後の準決勝。眞杉匠(栃木)が早い仕掛けで先頭に立ち関東勢が主導権を握ると、一本棒の状態でレースが進む。最終バックストレッチで5番手から中川誠一郎(熊本)が発進すると、人気の脇本もそれに続く。最終3コーナー、中川と平原がやり合う中、大外から脇本が捲り切り、人気に応えた。
人気をやや落としていた中川が2着に入ったことで、2車単は10番人気の7−6、2190円。3連単は36番人気の7−6−2、1万900円と万車拳決着に。
決勝進出を決めた脇本は、「1着は取れたが、自分のレース内容としては0点。反省は(決勝戦で)生かしたい。僕と眞杉(匠)君の先行対決になると思ったが、僕が思っている以上に、眞杉君が気持ちの入ったレースをしているなと感じた。打鐘で完全に油断していたので、本当に詰めるのに必死で余裕はなかった」とレースを振り返った。
4走しての感想を聞かれ、「コンディションとしてはどんどん疲れが溜まってきて、身体の自由がきかない感じ。でも身体と自転車はどんどんマッチしてきていると思うので、それを生かして決勝戦は頑張りたい」と決勝戦への意気込みを語った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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