【西武園競輪・G1・オールスター競輪】古性優作が差して決勝進出「ラインのおかげ」

＜西武園競輪場：オールスター競輪＞◇G1◇11R◇14日◇S級準決勝

古性優作（大阪）が差し切り、決勝進出を決めた。

ファン投票1位の平原康多（埼玉）と昨年のグランプリ覇者・古性が人気を二分した最後の準決勝。打鐘前、吉田拓矢（茨城）が踏み出すとすかさず寺崎浩平（福井）も発進して主導権を奪う。最終３コーナーで平原が踏み出すも、落車するアクシデントが。ゴール直前、寺崎の番手から古性が差し切り人気に応えた。

2着到達の荒井崇博（佐賀）が失格により順位が繰り上がったことで、2車単は19番人気の1−4、3840円。3連単は96番人気の1−4−6、2万4780円と万車券決着に。

▶動画：古性優作が差して決勝進出を決めた11R

人気に応えた古性は、「本当（連携した）寺崎（浩平）君が凄かったです。自分の技量不足が目立っていたが、寺崎君が自分で（確定板に）残ってくれた感じです。自分から売れていたので、とにかく1着になれるように一生懸命頑張ろうと思った」とレースを振り返った。

近畿勢は3人が決勝に勝ち上がったが、「連日、寺崎君と脇本（雄太）さんが頑張っているのでそのおかげです。（身体の）状態は良くなかったが、ラインのおかげで勝ち上がらせてもらっている。明日も近畿ラインで一生懸命決められるように頑張ります」と意気込みを語った。