【川崎競輪・G3・桜花賞・海老澤清杯】郡司浩平が地元記念4連覇＆5度目の制覇達成

＜川崎競輪場：桜花賞・海老澤清杯＞◇G3◇12R◇21日◇S級決勝

郡司浩平（神奈川）が差して4連覇＆5度目の川崎記念制覇を決めた。

地元のエース・郡司に人気が集まった決勝戦。赤板周回で深谷知広（静岡）が踏み出し、主導権を握る。他ラインが攻めることができないまま、深谷のスピードに乗った郡司が最後の直線で差し切った。

2車単は6番人気の2-5、2430円。3連単は19番人気の2-5-1、6530円とやや高めの配当に。

▶動画：郡司浩平が差して5度目の地元記念制覇を決めた12R

地元ファンの期待に応えた郡司は、「本当に久しぶりの地元戦だったので、かなり気合いが入った。しっかり自分が（南関勢を）引っ張っていけるようにと今開催臨んでいた。神奈川、南関一丸となって戦おうと思っていた。久々に地元でお客さんの前で走れるのが楽しみだったし、温かい声援の中で結果を出せたのが本当に嬉しい」と喜びを語った。

また、「準決勝からみんな気持ちの入ったレースをして、たくさんの地元（選手）が勝ち上がった。何とかみんなでまとまってしっかり結果を出せるようにと、かなり気持ちも入った。（レースの組み立ては連携した深谷知広に）任せていたが、いつも通り気持ちのこもったレースをしてくれた。何とかその気持ちに応えようと自分も必死だった。先輩方に前（南関ラインの2番手）を回してもらった分、先輩方が苦しいレースになってしまい申し訳ない気持ちで一杯。その分、しっかり自分が優勝できるように」とレースを振り返った。多くのファンが駆けつけたが、「大きな声援を貰ったのでS級S班からは落ちたが、今年1年間頑張ってまたSSに戻りたい。みなさんの期待に応えられるように一走一走全力で頑張ります。応援のおかげで優勝できました。また川崎を走る時はぜひ応援しに来てください」とメッセージを送った。