【別府競輪・G3・オランダ王国友好杯】松浦悠士が差し切り決勝へ「抜群に良い」

＜別府競輪場：オランダ王国友好杯＞◇G3◇12R◇9日◇S級準決勝

松浦悠士（広島）が差し切り、決勝進出を決めた。

S級S班の松浦に期待が集まった最後の準決勝。早い仕掛けで先頭に立った岩本俊介（千葉）が主導権を握り、レースをリード。打鐘過ぎに佐々木豪（愛媛）が発進すると、一気に叩いて先頭へ。最後の直線、佐々木のスピードに乗った松浦が人気に応えて差し切った。

人気をやや落としていた内藤秀久（神奈川）が3着に入ったことで、2車単は2番人気の1-7、630円。3連単は23番人気の1-7-9、7700円とやや高めの結果に。

▶動画：松浦悠士が差して決勝進出を決めた12R

人気に応えた松浦は、「今日は得意パターンで作戦に自信があるということで、しっかり（連携した佐々木豪に）任せていきました。（佐々木は）踏み出しからかなり掛かっていて、スピードに乗っていた。踏み出しが早かったので最後までどこまで（持つか）と、車間を空けながら見ていたが、最後までしっかり踏み切ってくれた」と連携した後輩に感謝。

また、「今日がいちばん（脚の）感触は良かったです。（身体の）状態は抜群に良いと思う。（KEIRIN）グランプリに向けて良い走りができたら」と意気込みを語った。