【小倉競輪G1・朝日新聞社杯競輪祭】小林優香がトパーズ優勝「GPに繋げたい」

＜小倉競輪場：朝日新聞社杯競輪祭＞◇G1◇12R L級トパーズ決勝◇20日

小林優香（福岡）と高木真備（東京）が人気を二分したトパーズ決勝戦。前受けとなった石井貴子（千葉）が主導権を握ると、一本棒の状態でレースが進む。最終周回で奥井迪（東京）が仕掛けると、最終2コーナーで人気の小林も発進。一気に叩き切ると、迫る高木を振り切り優勝を飾った。

2車単は１番人気の1−5、470円。3連単は25番人気の1−5−3、6890円と3連単はやや高めの配当に。

▶動画：小林優香が捲ってトパーズで優勝を飾った12R

今回の優勝でガールズグランプリ2021出場の切符をもぎ取った小林は、「決勝に上がったからには優勝しか考えていなかった。前のレースで（同県の児玉）碧衣が良いレースをしていたので、それを力に変えて頑張った。厳しい戦いでしたが、しっかりこのチャンスをモノに出来たことは自分の中で誇れることですし、しっかり今後グランプリに繋げていきたい」と喜びを語った。

また、「動く選手が多い中、しっかり中団を確保できたのが勝因。今年はオリンピックで悔しい想いをしたので、2021年を良かったと思えるように最後まで頑張りたい。グランプリメンバーも良いメンバーが揃っているので、チャンスをモノにしたからには優勝を狙いたい。最後までゴールするまで勝負は分からなかったが、声援の力が勝負に繋がったと思います。グランプリに向けてしっかり頑張ります」とメッセージを送った。