【松戸競輪G3・燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯】中川誠一郎が逃げて決勝へ「ヘトヘト」

＜松戸競輪場：燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯＞◇G3◇11R S級準決勝◇23日

中川誠一郎（熊本）が逃げ切り、決勝進出を決めた。

新田祐大と佐藤慎太郎の福島S級S班コンビが人気を集めた最後の準決勝。前受けとなった中川が主導権を握ると、一本棒の状態でレースが進む。最終周回、人気の新田が踏み出すも中川に抵抗され、捲り切れず。最後の直線で大外から渡邉雄太（静岡）が迫ってくるも、中川が押し切った。

人気の福島勢が着外に破れたことで、2車単は11番人気の1−3、3380円。3連単は58番人気の1−3−4、2万3490円と万車券決着に。

▶動画：中川誠一郎が逃げて決勝に進んだ11R

40代とは思えないパワフルな走りで逃げ切った中川は、「（逃げ切ったのは）ギリギリですね。（捲ってきた）新田（祐大）君に合わせるのに、100％（脚を）使い切ったのでヘトヘトです。（新田に競り勝った時は）めちゃくちゃ（アドレナリンが）出ました。全力で疲れを取って、決勝戦もしっかり走りたいと思います」とレースを振り返った。