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【四日市競輪G3・泗水杯争奪戦】坂井洋が捲って記念初制覇「実感が湧いていない」
<四日市競輪場:泗水杯争奪戦>◇G3◇11R S級決勝◇9日
坂井洋(栃木)が捲り切り、記念初制覇を飾った。
S級S班の郡司浩平(神奈川)に期待が集まった決勝戦。打鐘とともに古性優作(大阪)が仕掛けるも、郡司が抵抗。前受けとなった岩本俊介(千葉)が主導権を握り、レースをリードする。最終2コーナーで地元の浅井康太(三重)が発進すると、人気の郡司も番手捲りに切り替えて浅井をブロック。しかし地元の意地で再び浅井が踏み出すと、浅井のスピードに乗った坂井が捲り切り、嬉しい記念初制覇を飾った。
2車単は11番人気の8−1、2870円。3連単は37番人気の8−1−2、1万2870円と万車券決着に。
記念初制覇を決めた坂井は、「まだ実感が湧いていないがとにかく良かった。(単騎になったが)展開次第ではチャンスがあると思った。とにかく落ち着いて、行けるタイミングでしっかり仕掛けようと。自分の中では先に仕掛けて、後ろに浅井(康太)さんがいるイメージだったが、逆になってしまった。でも1着が取れて良かった」とレースを振り返った。
ゴール後は手を挙げて喜んでいたが、「信じられなかった。1周して自分が(優勝か)どうかわからなかったが、手を挙げてしまったので……(笑)。(師匠や練習仲間には)優勝できたし、これからも一緒に練習して貰えたら嬉しい。(年末はヤンググランプリが控えているが)調子を保って、しっかり練習をしてヤング(グランプリ)に備えたい。4日間、大きな声援ありがとうございました。ヤング(グランプリ)に向けて頑張ります」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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