【函館競輪・G3・五稜郭杯争奪戦】地元・大森慶一が差し切り予選突破

＜函館競輪場：五稜郭杯争奪戦＞◇G3◇12R◇14日◇S級二次予選

地元・大森慶一（北海道）が差し切り、2連勝で準決勝進出を決めた。

S級S班の新田祐大（福島）と連携する大森に期待が集まった最後の予選競走。打鐘とともに石原颯（香川）が踏み出すも、単騎の状態に。最終バックストレッチで小林泰正（群馬）が踏み出すと、人気の新田も発進。ゴール直前、新田の番手から大森が差し切った。

2車単は2番人気の5-7、550円。3連単は3番人気の5-7-1、1190円と本命決着に。

▶動画：大森慶一が差し切り予選突破を決めた12R

2連勝で地元ファンの期待に応えた大森は、「素直に嬉しいです。（連携した新田祐大に）すべてを任せたので、自分は離れないようについていくだけだった。（新田は）最近、（新田の走りは）何でもするというイメージなので、集中してついていった。必死だった。抜けるとは思わなかった」とレースを振り返った。

また、「（脚の仕上がりは）悪くない。準決勝がいつも壁になっているので、明日は突破して決勝に勝ち上がりたい。明日も応援お願いします」と意気込みを語った。