競輪ニュース
【岐阜競輪・G1・全日本選抜競輪】稲川翔が差して白星発進「心に余裕なかった」
<岐阜競輪場:全日本選抜競輪>◇G1◇12R◇9日◇S特選予
稲川翔(大阪)が差し切り、白星発進を決めた。
郡司浩平(神奈川)とグランプリ覇者の松浦悠士(広島)に期待が集まった初日の目玉レース。前受けの寺崎浩平(福井)が主導権を握り、レースをリード。打鐘とともに新山響平(青森)が踏み出すも、捲り切れずに失速。他ラインが攻めることが出来ないまま、最後の直線、寺崎のスピードに乗った稲川が番手から差し切った。
2車単は31番人気の4-8、8760円。3連単は249番人気の4-8-2、10万9450円とビッグな配当に。
差し切った稲川は、「(連携した寺崎浩平は)頑張ってくれたが、自分のほうが焦ってしまって上手く走れなかった。常日頃からG1に向けて頑張っている。何とか無い力を出している。車番が悪かったので自分がS(スタート)取りを頑張って良い位置が取れたので、寺崎君も伸び伸び走れたと思う。力と力の勝負かなと思っていた。新山(響平)君は合わせられたが、松浦(悠士)や郡司(浩平)がすごく怖くて内心ドキドキしていた。身体には余裕はあったが、心に余裕がなかった」とレースを振り返った。
また、「尊敬する(村上)博幸さんと上に上がれたので、勝ち上がっていければ。近畿勢は強いので埋もれないように、少しでも存在感を出せるように頑張ります」と意気込みを語った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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