【名古屋競輪・G2・共同通信社杯】脇本雄太が捲ってS級21連勝で記録更新

＜名古屋競輪場：共同通信社杯＞◇G2◇12R◇16日◇S級一次予選

脇本雄太（福井）が捲り切り、S級21連勝目を決めて記録を更新した。

脇本雄太（福井）に人気が集まった最後の一次予選競走。前受けとなった原田研太朗（徳島）が主導権を握り、レースをリード。最終周回で人気の脇本が7番手から発進すると、一気に叩いて先頭へ。ゴール前、番手から岡崎智哉（大阪）が迫るも人気に応えて押し切った。

2車単は1番人気の2−9、260円。3連単は5番人気の2−9−5、1230円と本命決着に。

▶動画：脇本雄太が捲ってS級21連勝目を決めた12R

人気に応えた脇本は、「けん制があったら前から組み立てようと思ったが、そのあたりは冷静に組み立てることが出来たと思う。原田（研太朗）君も仕掛けていたし、タイミングが少しズレてしまったが、（最終）ホーム（ストレッチ）で行かないと間に合わないと思った」とレースを振り返った。

これで21連勝となったが、「（記録更新の）プレッシャーがかかっているので、この後も期待に応えられるようしっかり頑張るだけ。記録は伸ばし続けたいので、しっかり明日も1着を目指したい」と意気込みを語った。