【高知競輪G3・よさこい賞争覇戦】長島大介が捲って今年記念初V「率直に嬉しい」

＜高知競輪場：よさこい賞争覇戦＞◇G3◇12R S級決勝◇1日

長島大介（栃木）が捲り切り、高知記念を制した。

4車ラインとなった関東勢に人気が集まった決勝戦。前受けとなった眞杉匠（栃木）が主導権を握り、レースをリード。最終周回で石原颯（香川）が発進すると、最終2コーナーで長島が番手捲りに切り替え。最後の直線、長島のマークにつく形になった佐藤慎太郎（福島）が迫るも振り切り、今年記念初優勝を飾った。

人気を落としていた志村 太賀（山梨）が3着に入ったことで、2車単は2番人気の7−1、1140円。3連単は58番人気の7−1−8、1万7430円と万車券決着に。

▶動画：長島大介が今年記念初Vを飾った12R
通算2度目のG3制覇となった長島は、「率直に（優勝は）嬉しいです。（先行に）同県の眞杉（匠）がいて、関東の先輩2人が後ろについていたのでしっかり走ろうと思った。（レースの組み立ては）全部、眞杉に任せていた。（石原颯に）かまされてしまい、後ろに（先輩が）2人いるので自分で仕掛けました。（最後の直線は）すごく苦しかったが、抜かれていない感じだったので良かった」とレースを振り返った。

次節のG1オールスター競輪にも期待がかかるが、「最近G1で全然結果を出せていないので、次のオールスターでしっかり流れを変えたい。（佐藤慎太郎がマークに入ったのは）わからなくて、無我夢中でした。記念優勝はなかなかないので、すごく嬉しい。これからも精一杯頑張るので応援お願いします」とメッセージを送った。