【京王閣競輪・G3・京王閣記念ゴールドカップレース】宿口陽一が差して今年初優勝

＜京王閣競輪場：京王閣記念ゴールドカップレース＞◇G3◇12R◇1日◇S級決勝

宿口陽一（埼玉）が差して、今年初優勝を飾った。

連覇がかかる平原康多（埼玉）に期待が集まった決勝戦。前受けとなった森田優弥（埼玉）が主導権を握り、レースをリード。最終バックストレッチで吉田有希（茨城）が踏み出すと、平原が番手捲りに切り替え。最後の直線、平原が坂井洋（栃木）をけん制した際に空いた内を突き、宿口が差し切った。

大本命の平原が3着に敗れたことで、2車単は28番人気の7-2、1万1230円。3連単は71番人気の7-2-1、2万2130円とW万車券決着に。

▶動画：宿口陽一が差して優勝を飾った12R

今年初優勝を飾った宿口は、「僕もまさか平原（康多）さんを行ける（抜ける）と思わなかったので、嬉しいです。今日は（連携した）森田（優弥）君と平原さん、中田（健太）君のおかげで勝たせてもらった」と連携した仲間に感謝した。

また、「前回の（G1）寛仁親王牌が終わって（平原に）いろいろアドバイスを貰ったので、今後それを実践できるように頑張りたい。不甲斐ないレースが続いていたが、こんなに応援をいただいて嬉しい。（今日は）とにかく平原さんのお尻をずっと見て、離れないように頑張った。これからも一戦一戦頑張るので応援お願いします」とメッセージを送った。