【青森競輪場・G3・みちのく記念善知鳥杯争奪戦】守澤太志が差し切り決勝進出

＜青森競輪場：みちのく記念善知鳥杯争奪戦＞◇G3◇12R◇27日◇S級準決勝

守澤太志（秋田）が差し切り、決勝進出を決めた。

地元のエース・新山響平（青森）と連携する守澤に人気が集まった最後の準決勝。打鐘前で人気の新山が踏み出し、主導権を握る。すかさず阿部将大（大分）が発進するも、守澤にけん制されて失速。他ラインが攻めることができないまま、新山のスピードに乗った守澤が差し切った。

2車単は1番人気の1-9、250円。3連単は7番人気の1-9-5、2050円と人気決着に。

▶動画：守澤太志が差して決勝進出を決めた12R

人気に応えた守澤は、「青森競輪場にこんなにお客さんが集まっているのを見て、感動しています。僕はスタートが遅いので、後ろ攻めになると思っていた。そこから新山（響平）君が（レースを）組み立てくれて、おんぶに抱っこです。（阿部将大が仕掛けてきたが）来るかなと思っていたので、すぐに対応できた。ラインで（3番手の）内藤（宣彦）さんまで連れ込みたいなと車間を切っていたが、連れ込めなくて残念。新山君を飛ばしたら何を言われるかわからないので緊張したが、2人で決勝に勝ち上がれて良かった」とレースを振り返った。

また、「（身体の仕上がりは）イマイチだが、地元（地区）パワーで頑張りたい。明日はラインから優勝者を出せるように頑張ります」と意気込みを語った。