【京王閣競輪・G3・京王閣記念ゴールドカップレース】平原康多が差して決勝進出

＜京王閣競輪場：京王閣記念ゴールドカップレース＞◇G3◇12R◇31日◇S級準決勝

平原康多（埼玉）が差し切り、決勝進出を決めた。

S級S班の平原に人気が集まった最後の準決勝。打鐘とともに北井佑季（神奈川）が踏み出すと、前受けとなった森田優弥（埼玉）ともがき合う展開に。最終2コーナーで隅田洋介（岡山）に押し上げられた佐藤友和（岩手）が転倒すると、それに巻き込まれて岡本大嗣（東京）と岩津裕介（岡山）、網谷竜次（香川）が次々と落車する波乱が。後方のアクシデントを尻目に平原が冷静に差し切り、人気に応えた。

関東勢がワンツーを決めたことで、2車単は１番人気の5-1、270円。3連単は7番人気の5-1-7、3730円という結果に。

▶動画：平原康多が差して決勝進出を決めた12R

人気に応えた平原は、「北井（佑季）君と（連携した）森田（優弥）君の強烈な先行争いが、後ろから見ていても凄かった。（森田は）よく頑張ったなと」と連携した後輩に感謝した。関東勢が8人決勝に進出したが、「これから話し合ってラインを決めたい。（連覇がかかっているがラインが）どうなるか分からないが、一生懸命頑張ります」と関東勢の活躍に嬉しい悲鳴を上げていた。