【玉野競輪場・G3・瀬戸の王子杯争奪戦】平原康多が差して初日特選を制す

<玉野競輪場: 瀬戸の王子杯争奪戦>◇G3◇12R◇6日◇S級初日特選

平原康多（埼玉）が差し切り、初日特選を制した。

吉田拓矢（茨城）と眞杉匠（栃木）の関東勢に期待が集まった初日の目玉レース。打鐘とともに犬伏湧也（徳島）が踏み出し、主導権を握る。最終バックストレッチで眞杉が発進するも、松浦悠士（広島）ともがき合う展開に。その展開を突き、関東勢の3番手から平原が差し切った。

2車単は36番人気の7-9、1万110円。3連単は290番人気の7-9-5、12万7110円とビッグな配当に。

▶動画: 平原康多が差して初日特選を制した12R

高配当の立役者になった平原は、「犬伏（湧也）と眞杉（匠）の壮絶な踏み合いになっていたので、どこで突っ込めるかなという感じだった。すべて眞杉（匠）と吉（田）拓（矢）に任せていたので、（レースの組み立ては）ついて行くことだけでした。（眞杉は）意地で行ってくれましたね。あそこで踏まないと内が来ちゃうので、踏ませてもらった」とレースを振り返った。

また、「前回の（レースの）反省を踏まえて、いろいろ変えてきたことが良い方向に行った。明日からも頑張ります」と意気込みを語った。