【大宮競輪・G3・東日本発祥倉茂記念杯】中田健太が差して決勝へ「ラインのおかげ」

＜大宮競輪場：東日本発祥倉茂記念杯＞◇G3◇12R◇7日◇S級準決勝

中田健太（埼玉）が差し切り、決勝進出を決めた。

S級S班の深谷知広（静岡）と連携する地元のエース・平原康多（埼玉）に人気が集まった最後の準決勝。打鐘とともに高橋晋也（福島）が踏み出すも、前受けの深谷が抵抗して主導権を主張。最終2コーナーで取鳥雄吾（岡山）が発進すると、一気に叩いて先頭へ。最終4コーナーで平原が番手捲りに切り替えると、ゴール直前で平原のスピードに乗った中田が差し切った。

2車単は18番人気の7-1、8000円。3連単は166番人気の7-1-3、12万8010円とビッグな配当に。

▶動画：中田健太が差して決勝進出を決めた12R

地元記念で決勝進出を決めた中田は、「自分の1着はラインのおかげ。作戦会議から（連携した深谷知広が）“誰も出させるつもりはない”と言っていて、それに尽きる。相手2つのラインも日本を代表する先行選手なので、意地と意地の張り合いを後ろから見られて感動しました。成田（和也）さんはどこかしらで入ってくると思った。平原（康多）さんが１着でそれに続ければ……と欲なく行けたのが良かった」とレースを振り返った。

また、「平原さん含め、地元5人で決勝に乗れたのが嬉しい。明日も祝日なのでぜひ本場に足を運んで応援お願いします！」とファンにメッセージを送った。