【久留米競輪・G3・中野カップレース】山崎賢人が差して復帰戦で2度目の記念優勝

＜久留米競輪場：中野カップレース＞◇G3◇12R◇25日◇S級決勝

山崎賢人（長崎）が差し切り、競輪復帰戦ながら2度目の記念優勝を飾った。

嘉永泰斗（熊本）と現在はナショナルチームを中心に活動する山崎の九州勢に期待が集まった決勝戦。赤板周回で伊藤颯馬（沖縄）が踏み出し、主導権を握る。最終バックストレッチで嘉永が番手捲りに切り替えると、単騎の森田優弥（埼玉）も発進して先頭へ。ゴール前、自力に切り替えた山崎が差し切った。

2車単は27番人気の7-9、7330円。3連単は237番人気の7-9-6、13万4150円とビッグな配当に。

▶動画：山崎賢人が差して2度目の記念優勝を飾った12R

差し切った山崎は、「（競輪の）復帰戦だったのでホッとしています。せっかく決勝まで上がったので、（地元地区の）九州で決められるようにと思っていた。しっかり良い練習をさせてもらっているので、（良い）結果が出たと思う」とレースを振り返った。

パリ五輪は残念ながらリザーブとなってしまったが、「僕よりも（オリンピックの代表に）選ばれた人たちなので、（五輪では）良い結果が出ると思います。これから（G2）サマーナイトなど競輪のほうも走っていくので、しっかり九州で勝ち上がって盛り上げられるように頑張ります」とメッセージを送った。