【大垣競輪・G3・水都大垣杯】犬伏湧也が捲って決勝進出「連覇は意識せず」

＜大垣競輪場：水都大垣杯＞◇G3◇12R◇5日◇S級準決勝

犬伏湧也（徳島）が捲り切り、決勝進出を決めた。

S級S班の松浦悠士（広島）に期待が集まった最後の準決勝。打鐘前で竹内雄作（岐阜）が踏み出し、主導権を握る。最終周回で犬伏が発進すると、一気に叩いて先頭へ。しかし松浦が浅井康太（三重）に絡まれてしまい、ラインが千切れる結果に。後続のもがき合いもあり、犬伏が押し切った。

人気の松浦が破れたことで、2車単は6番人気の7−2、1710円。3連単は33番人気の7−2−5、1万5930円と万車券決着に。

▶動画：犬伏湧也が捲って決勝進出を決めた12R

犬伏は、「ラインで決まっていないので……。（連勝は）たまたまですかね。（ラインを）千切るつもりはないんですが。なかなか前に出づらかった。（打鐘で）仕掛けられなかったのでそこは反省点。（早めに）行かないと浅井さんに二段掛け喰らうと思った」とレースを振り返った。また、「しっかり踏み直せたのは良かった。（大垣記念）連覇を意識せずに自分の持ち味を出す競走ができれば。決勝戦も精一杯頑張ります」と意気込みを語った。