【名古屋競輪・G3・金鯱賞争奪戦】新田祐大が捲って決勝へ「お客さまも熱い」

＜名古屋競輪場：金鯱賞争奪戦＞◇G3◇12R◇29日◇S級準決勝

新田祐大（福島）が捲り切り、決勝戦進出を決めた。

S級S班の新田に期待が集まった最後の準決勝。前受けとなった山田雄大（埼玉）が主導権を握り、レースをリード。最終周回で南潤（和歌山）が捲りに出るも、三谷竜生（奈良）が落車するアクシデントが。南のマークになった新田が番手捲りに切り替えると、他を寄せつけない走りで押し切った。

2車単は4番人気の2-1、1420円。3連単は75番人気の2-1-4、2万4910円と万車券決着に。

▶動画：新田祐大が捲って決勝進出を決めた12R

人気に応えた新田は、「誰か出たら後ろにならないようにと考えていた。かなり積極的に走りたい選手がいっぱいいたので、それがレースに現れたと思う。（三谷竜生と競り合うシーンがあったが）間隔が空いたので強引ですが、位置取りした。追いかけて、あとは力を抜かずにゴールまでと。感じとしては悪くなく行けた」とレースを振り返った。名古屋バンクの印象を聞かれると、「真夏のレースだなという感じでバンクも暑いが、歓声が凄くてお客さまも熱い。地元地区の山口拳矢君が１着を取った時すごい歓声だったので、あそこの舞台（勝利者インタビュー）に行きたいという想いで頑張りました。明日も応援して貰えると嬉しいです」とメッセージを送った。