【平塚競輪・G1・日本選手権競輪】吉田拓矢が差してゴールデンレーサー賞に進出

＜平塚競輪：日本選手権競輪＞◇G1◇11R◇2日◇S級特予選

吉田拓矢（茨城）が差し切り、ゴールデンレーサー賞進出を決めた。

脇本雄太（福井）と古性優作（大阪）のS級S班コンビに人気が集まった初日の目玉レース。赤板周回で眞杉匠（栃木）が踏み出し、主導権を握る。打鐘とともに脇本が発進するも、清水裕友（山口）らに合わせられてしまい捲り切れず。ゴール前、眞杉のスピードに乗った吉田が差し切った。

人気の近畿勢が着外に破れたことで、2車単は15番人気の4−3、7290円。3連単は42番人気の4−3−2、1万8410円と万車券決着に。

▶動画：吉田拓矢が差し切り、ゴールデンレーサー賞に進出した11R

差し切った吉田は、「（連携した）眞杉（匠）君のおかげです。（200勝達成となったが）前のおかげで勝てたレースもあるし、積み上げてきたものなので（連携した仲間に）感謝したい」と200勝達成を噛み締めた。

また、「作戦でこの並びが1番嫌だねという並びになった。（眞杉は）落ち着いて行ってくれたが、けっこうハイペースなレースになった。（脇本雄太の仕掛けは）見えていたのでそこはけん制して。（脇本の勢いが）止まったので、あとはどれだけ（ラインを）残せるか。道中余裕はあるが、気持ちに余裕がなかったのかなと。（ゴーデンレーサー賞は）気持ちを切らさずに頑張ります」と意気込みを語った。