競輪ニュース
【前橋競輪・G3・三山王冠争奪戦】小林泰正が捲って完全優勝で記念初制覇
<前橋競輪場:三山王冠争奪戦>◇G3◇12R◇4日◇S級決勝
地元・小林泰正(群馬)が捲り切り、完全優勝で記念初制覇を決めた。
完全優勝に王手がかかった小林と連携する眞杉匠(栃木)に人気が集まった決勝戦。前受けの眞杉が主導権を握り、レースをリード。最終2コーナーで平原康多(埼玉)が発進すると、人気の小林も番手捲りに切り替え。迫る佐藤慎太郎(福島)を振り切り、押し切った。
2車単は15番人気の7-5、4490円。3連単は55番人気の7-5-3、1万6580円と万車券決着に。
15年ぶりに地元勢として優勝を決めた小林は、「本当に(連携した)前と後ろ(の選手)に助けられ、応援の力もあって優勝できました。(連携した眞杉匠が)赤板から行ってくれて、絶対に自分が獲らなきゃいけないな、と走りました。(窓場千加頼が仕掛けてきたが)自力選手が(2人とも)強いので、来たらすぐに行かなきゃと。自分が前に出るのが遅くて(連携した)、佐々木(悠葵)とワンツーを決められなかったことが悔しい」とレースを振り返った。
G1日本選手権競輪で決勝に進むなど近況好調だが、「今年に入って調子が上がってきているので、この調子で次のG1も頑張りたい。ここまで来られたのは応援してくれた方々のおかげです!」と駆けつけたファンに感謝した。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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