【佐世保競輪・G3・九十九島賞争奪戦】荒井崇博が差して初日特選を制す「集中した」

＜佐世保競輪場：九十九島賞争奪戦＞◇G3◇12R◇14日◇S級初日特選

地元の荒井崇博（佐賀）が差し切り、初日特選を制した。

大本命不在で人気が割れた初日の目玉レース。打鐘とともに北井佑季（神奈川）が踏み出し主導権を握る。他ラインが攻めることができないまま、北井のスピードに乗った荒井が差し切った。

2車単は13番人気の3-8、2960円。３連単は27番人気の3-8-7、9920円とやや高めの配当に。

▶動画：荒井崇博が差して初日特選を制した12R

地元の意地を見せた荒井は、「（連携した）北井（佑季）君がよく行ってくれた。（KEIRIN）グランプリ組がいるのといないとでは全然違うと思うが、地元としてどうにかするしかなかったので気合いを入れた。（北井に位置は）前が良いと言われたので、真剣に取りに行った。取れたところから好きに走れと言っていたので、そこだけは集中した」とレースを振り返った。

脚の仕上がりを聞かれ、「調整期間が長かった分、初日は重く感じた。また雨なので分からない部分もあるが、1着が取れたから良いと思います。優勝するために来ているので、多くの地元、九州勢が決勝に乗れたら。明日以降も1着目指して頑張ります」と意気込みを語った。