【松戸競輪・G3・燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯】小川勇介が差して決勝進出

＜松戸競輪場：燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯＞◇G3◇12R◇28日◇S級準決勝

小川勇介（福岡）が差し切り、決勝進出を決めた。

郡司浩平（神奈川）と和田健太郎（千葉）の南関勢に人気が集まった最後の準決勝。打鐘前で岩谷拓磨（福岡）が踏み出し、主導権を握る。最終バックストレッチで小川真太郎（徳島）が発進すると、和田も番手捲りに切り替え。ゴール前、岩谷のスピードに乗った小川が差し切った。

人気の南関勢が破れたことで、2車単は7番人気の9-2、3440円。3連単は35番人気の9-2-7、2万190円と万車券決着に。

▶動画：小川勇介が差して決勝進出を決めた12R

差し切った小川は、「（連携した岩谷拓磨は）強かったですね。日頃から一緒にいるので、全部任せて信頼するだけでした。（勝ったのは）拓磨のおかげです」と後輩に感謝。22年4月以来の9車立てでのG３決勝進出となったが、「松戸のファンのみなさんのおかげで決勝に乗れたので、（バンクとの）相性は良い。まずは弟弟子の拓磨にしっかりついていって、勝負圏で狙って車券に貢献したい」と意気込みを語った。