【宇都宮競輪・G3・ワンダーランドカップ】眞杉匠が捲って地元記念を初制覇

＜宇都宮競輪場：ワンダーランドカップ＞◇G3◇12R◇21日◇S級決勝

眞杉匠（栃木）が捲り切り、念願の地元記念制覇を決めた。

地元の眞杉に人気が集まった決勝戦。前受けとなった山田雄大（埼玉）が主導権を握り、レースをリード。打鐘とともに久田裕也（徳島）が発進するも、眞杉に抵抗されて失速。最終バックストレッチで眞杉が番手捲りに切り替えると、番手から迫る佐々木悠葵（群馬）を振り切り押し切った。

2車単は1−5、360円。3連単は1−5−2、990円とともに1番人気の決着に。

▶動画：眞杉匠が捲って地元記念初制覇を決めた12R

14年ぶりの地元選手のワンダーランドカップ優勝を決めた眞杉は、「素直に嬉しいです。（連携した山田雄大は）ずっと強くて自分も余裕はなかった。行くのが早すぎたかなと思った。苦しくて、（優勝は）自分がどうか分からなかった」とレースを振り返った。また、「（G1）ダービーの後すぐ（の開催）だったが、地元だったので思い入れがすごくあったので嬉しいです。初日から声援が凄くてとても力になりました。ダービーでは元同期の（山口）拳矢さんが優勝して刺激になりました。今年も自分がG1獲れるように頑張ります」と駆けつけたファンにメッセージを送った。