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【高知競輪・G1・全日本選抜競輪】古性優作が差して全日本選抜競輪を連覇「嬉しい」
【高知競輪・G1・全日本選抜競輪】古性優作が差して全日本選抜競輪を連覇「嬉しい」
<高知競輪場:全日本選抜競輪>◇G1◇12R◇26日◇S級決勝
古性優作(大阪)が差し切り、全日本選抜競輪で連覇を決めた。
2連勝中の古性優作(大阪)と連携する脇本雄太(福井)の近畿S級S班コンビに期待が集まった決勝戦。前受けとなった新田祐大(福島)がレースをリード。打鐘とともに人気の脇本が発進すると、一気に叩いて先頭へ。新田が粘って古性ともがき合う展開になるも、古性が脇本のマークを死守。最後の直線、古性が番手から差し切った。
人気の脇本が着外に破れたことで、2車単は4番人気の7−9、1460円。3連単は17番人気の7−9−8、6630円とやや高めの配当に。
連覇を決めた古性は、「本当に嬉しいですね。(連携した脇本雄太は)本当に信頼できますし、(脇本の)後輪だけに集中した。あれだけ長い距離を行くとは思わなかったのでビックリした。新田(祐大)さんも脚があるし、高知(バンク)は(陸上競技場の)外にあってキツいので、何とかという感じだった」とレースを振り返った。
また、「後ろからいっぱい来ているのが分かっていたので、出来るだけ待って、最後思いっきり踏ませてもらった。脇本さんもグランドスラムがかかっている大会だったが、僕にもチャンスをくれるような走りだったので、(優勝できて)すごく嬉しい」と連携した仲間に感謝。
ゴール後は脇本と称え合っていたが、「脇本さんの息が上がっていたので、そんな喋っていないです(笑)。今、村上(義弘)さんが(引退して)いないし、近畿(の選手)がしっかりしていかないといけない中で、脇本さんと連携を決められ、三谷(竜生)さんも一緒に(決勝戦を)走れて嬉しかった。また決勝戦でいろんな近畿の選手と走れるように頑張りたい」と意気込みを語った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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