【小松島競輪場・G3・ウィンチケットミッドナイトG3】鈴木竜士が差してG3初優勝

<小松島競輪場: ウィンチケットミッドナイトG3>◇G3◇9R◇19日◇S級決勝

鈴木竜士（東京）が差し切り、G3初優勝を飾った。

元日本代表の新田祐大（福島）に期待が集まった初日の目玉レース。久田裕也（徳島）が主導権を握り、レースをリード。最終バックストレッチで人気の新田が踏み出すと、それに合わせて島川将貴（徳島）が番手捲りに切り替え。ゴール前、島川のマークについていた鈴木が差し切った。

2車単は7番人気の2-1、2170円。3連単は18番人気の2-1-4、5500円とやや高めの配当に。

▶動画: 鈴木竜士が差してG3初優勝を飾った9R

G3初優勝を決めた鈴木は、「嬉しいです。動けている。今は追い込み期間なので調整もなく（レース場に）来たが、上手く展開が向いた。（レースの組み立ては）緩んだら行こうぐらいの感じだった。新田（祐大）さんが引かなければ、島川（将貴）君も車間空けていたし、（仕掛けるのは）久田（裕也）君の番手にハマってからでもいいかなと。後ろを見ていなかったが、島川君が踏んだ後は踏んだ瞬間に外に外せば伸びてくれるかなと」とレースを振り返った。

また、「去年の7月から自力に戻したが、東京の練習をする仲間が増えたので、仲間よりも先に結果が出て嬉しい。東京の後輩とまた1から頑張りたい。（レースは）1人で何もできないので、東京のみんなでG1に出られたら。次走も頑張ります」とメッセージを送った。