競輪ニュース
【別府競輪・G3・オランダ王国友好杯】守澤太志が捲って別府記念連覇「理想の展開」
<別府競輪場:オランダ王国友好杯>◇G3◇12R◇10日◇S級決勝
守澤太志(秋田)が捲り切り、今年初優勝&別府記念連覇を決めた。
松浦悠士(広島)と佐々木豪(愛媛)の中四国勢に期待が集まった決勝戦。早い仕掛けで松本秀之介(熊本)が主導権を握り、レースをリード。最終周回で三谷竜生(奈良)が発進するも、守澤に合わせられてしまい失速。最終バックストレッチで守澤が踏み出すと、一気に叩き切り、今年初優勝を決めた。
やや人気を落としていた東日本勢がワンツーを決めたことで、2車単は18番人気の2-5、5130円。3連単は114番人気の2-5-9、3万8120円と万車券決着に。
意外にも今年初優勝となった守澤は、「内藤(秀久)さんについて頂けたので、出来ることをやろうと思った。松本(秀之介)君の3番手を取って、早めに捲るという理想の展開になった。まさか自分(自力)でやって優勝できるとは思っていなかった。内藤さんについてもらったおかげ」と連携した先輩に感謝。
また、「やっと優勝することができた。S(級)S(班)として不甲斐ない走りが続いていたので、車券を買ってくれたファンのみなさんに申し訳ない1年だった。来年は赤いパンツを脱いで黒いパンツになるので、F1戦を頑張ります。別府記念を2連覇させてもらって本当に光栄です。来年もF1なり記念なりで別府に来る機会があると思うので、その際は応援お願いします」と駆けつけたファンにメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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