【向日町競輪・G3・平安賞】和田真久留が差し切り初日特選を制す「信頼していた」

＜向日町競輪場：平安賞＞◇G3◇12R◇5日◇S級初日特選

和田真久留（神奈川）が差して、初日特選を制した。

S級S班の脇本雄太（福井）と神奈川勢の2番手を務める和田が人気を二分した初日の目玉レース。打鐘とともに窓場千加頼（京都）が踏み出し主導権を奪うも、ラインが千切れる形に。最終2コーナーで番手にハマっていた北井佑季（神奈川）が発進すると、そのスピードに乗った和田が差し切った。

2車単は29番人気の9-4、9070円。3連単は157番人気の9-4-2、4万6460円と万車券決着に。

▶動画：和田真久留が差して初日特選を制した12R

白星発進を決めた和田は、「（連携した）北井（佑季）さんが上手く立ち回ってくれたので、ワンツースリーで決めたいという想いでした。（レースの作戦は）先行が基本だったが、窓場（千加頼）君も強い気持ちだったので踏み合う形になった。（近畿ラインを分断した北井は）ニュー北井さんを見た感じです。すぐ清水（裕友）君も来ていたので全然落ち着けなかった。最後、荒井（崇博）さんが来ていたので（ラインで）決めきれなかった」とレースを振り返った。神奈川勢3人の動きが光ったが、「3番手（松谷秀幸）の方がいることで自分も大きなことができるので、信頼していました。神奈川の地力（選手）が凄いので、そこに置いていかれないようにみんな必死です。明日からも1着目指して頑張ります」と意気込みを語った。