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【青森競輪・G2・共同通信社杯】深谷知広が差して9年ぶりビッグレース制覇

<青森競輪場:共同通信社杯>◇G2◇11R◇18日◇S級決勝

深谷知広(静岡)が差し切り、2014年ぶりとなるビッグレース優勝を飾った。

地元の新山響平(青森)に期待が集まった決勝戦。打鐘とともに渡邉雄太(静岡)が踏み出し、先頭へ。最終周回で人気の新山が発進すると、主導権を握ってレースをリード。最終2センターで渡邉の番手から踏み出した深谷が、ゴール前で差し切った。

2車単は9番人気の2-1、1830円。3連単は125番人気の2-1-6、3万6750円と万車券決着に。

▶動画:深谷知広が差し切り9年ぶりのビッグレース制覇を決めた12R

久々のビッグレース制覇を決めた深谷は、「すごく嬉しい気持ちと、まだ(優勝を)受け止めきれない気持ちが半々です。なかなか(ビッグレースで)結果が出せず時間がかかってしまったが、こうしてビッグレースで活躍できることが嬉しい。立場的にもラインを固める必要が増えたのを去年感じ、今年に入ってから練習仲間と並走の練習をしたり、いろんな取り組みをしてきた。その中で成長できたと思う」と喜びを語った。連携した渡邉雄太の走りが光ったが、「常に一緒に練習しているし、雄太にもチャンスがある中で、展開を見て前を踏むという作戦を立てていた。(渡邉は)落ち着いているなと安心して後ろについていた。(新山響平が)すごい勢いで来たので対処できなかったが、1人だったのが見えたので、後ろはしっかり止めた。(最後に踏み出した時は)最初は出が悪かったので焦ったが、無我夢中で踏んだ」とレースを振り返った。また、「これから静岡勢、南関勢でもっと盛り上がっていきたいので、(ラインの位置が)逆になってもワンツーが決められるように切磋琢磨して頑張りたい」とメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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